小学校を休むこと

先日息子が「来週から学校を休む」と言い出した。これまでも話は聞いていたが、聞くところによると、クラスで受験する生徒が10人程度で、そのうち3〜4人はもう休んでおり、加えて、別の親しい友人も休み始めるとのことであった。結局、来週から受験終了まで、休むことにした。

休むことがいいのか悪いのか、正直わからない。直感的には、出来るだけ休まない方がいいと思っていたし、休むとしても次々週からかと思っていた。以前のサピックスの保護者会では、この時期は体調管理が一番と言われたので、その手段の1つとしては理解出来るが。

自分の時代と比べて、大きく変わったと実感した。以前にも書いたが、思えば、自分の頃から3年前倒しの感覚で息子を小4から塾に入れた。私のころは、クラスで中学受験をした子は2、3人しかおらず、試験前に学校を長期にわたり休んだ子はいなかったと記憶している。毛頭、自分も塾は行っておらず、放課後はほぼ毎日、校庭で野球かサッカー、あるいは誰かの家で遊んでいた。息子の小学校は地元の公立だが、男女共に進学校を受ける子が多い模様。すごい世の中になったものだ、と実感した。息子が父親になり孫の世代になったら、一体どういう世の中になっているのだろうか。恐らく、少子化が進むだろうから私立中学は淘汰が進み、進学校の割合が増えて行くのだろう。また、出来る子と普通の子の差がより大きくなり、中学受験にも英語が設定され、人口知能化によるアシストが進む中、中学受験時には既に今の公立高校受験レベルの学力が求められるのかもしれない。

色々と想像してしまうとキリがないが、とにかく息子には、学校を休むといっても規則正しい生活と最後まで諦めない努力を期待したい。

2月1日まであと12日、頑張れ!

初戦勝利

月曜日の初戦、無事に合格をいただいた。ただ、封書で通知を頂いた中には、自らの点数と順位が書いてある紙もあり、いまいちの出来であった。また、たまたまかもしれないが、最初の科目から4番目の科目になるに従い、試験結果が順に良くなっていた。本人はさほど緊張してなかったと話していたが、友人を見つけられず私が部屋を去る前に見せた不安そうな顔や、朝一は頭が働かないなど、環境に依存する要因は、次の機会に出来るだけ対策を打って臨みたいと思う。2月1日まで、あと19日。

初戦終了

本日、無事に1月受験を終えた。

昨日は準備をして早く就寝し、今朝は早起きした。たわいも無い話をしながら東京まで電車で向かい、予定より早く最寄り駅に着いた。会場に近づくにつれて、受験生親子が多くなってきた。息子は、サピックスの友人がいないか、しばしば探していた。会場の建物に入ると、サピックスの説明が10人くらい並んでおられ、サピックスの受験生と握手していた。息子も、サピックスの合格Vバッジをしっかりジャンバーの胸につけていた。先生方を一緒に見つけると、私は「行ってきな。」と言い、息子は先生方一人一人と握手をした。お世話になっている校舎な先生もおられた。私は微笑ましくその姿を見つつ、先生にも会釈をした。ただ、1月受験で人数も少ないせいか、他の塾の先生が殆どいらっしゃやなかったせいか、去年の2月に聖光や浅野を下見した際と比べて静かな感じであった。この握手の際、他の塾でも同様の光景がたくさん見られるため、舞い上がってしまう可能性があると思っていたが、問題なかった。というか、むしろ2月の予行と言う意味では物足りなさを感じた。会場では、受験生の部屋まで親も入ることができた。息子は入室後も友人を探していたが、誰も見つけられなかった。説明が始まる直前になり、学校側から親の退出を求められたため、最後に「普段通りにやれば大丈夫。第5回サピックスオープンだと思って、いつも通りに頑張って!」と言って、握手をして退出した。この時、息子が不安と緊張で強ばっているように思えた。友人を探していたのも、きっと不安が募っていたからに違いない。後ろ髪を引かれる思いで、笑顔を繕い退室した。私は、コーヒーを買い、控室に向かった。

終わるまでは4時間以上あったが、あっという間に過ぎた感があった。待機中、各教科の試験開始時間が過ぎて暫くすると、問題がボードに貼り出された。問題の難易度は、私には良くわからなかった。

試験終了後、受験生に加えて親も順番に退室し、子供たちが下りてくるエスカレーターのところで待機した。暫くして、息子の姿を見つけた。緊張のあまり力を発揮出来なかったかと心配したが、全くの杞憂であった。第5回サピックスオープンのようにできた、とのことであった。また休憩時間に友人を見つけることもでき、落ち着いたようだ。

その後、息子に「何を食べたい?」と聞いたところ「蕎麦」との返答だったので、乗り換え駅近くで美味しそうな蕎麦屋を探し、太・細2種類の蕎麦をシェアしながら楽しんだ。帰宅後、早起きや疲れの影響もあり、しばし睡眠中である。

初の中学受験、まずまずの滑り出しと言ったところか。月並みだが、体調管理と、ゆとりのある行動が大切だと感じた。今日の経験を生かして、2月の受験に万全を期したい。