サピックス保護者会と過去データからの考察

息子の受験も迫ってきているため、仕事と同様、色々と戦略を考えることが増えてきた。余計なことまで。


近年のサピックスの実績は他の塾を凌駕している。この状況がどれだけ続くかわからないが、追いかける側はサピの徹底調査などベンチマークできるし策は講じやすい。他方、サピックスが現状を維持するには、前例のない新たな戦略がないといけない。


それはさておき、現状、上位の学校の合格者の中で、サピックスがどれだけの割合を占めているか分析してみた。塾の合格実績は定義がまちまちだし、そもそも全ての塾の合格者を足すと、学校の発表した合格者より多いため信憑性に欠けるが、参考レベルの話である。


すると、

開成:約45%

聖光学院:約50%

浅野:約40%

が、それぞれ合格者においてサピックスが占める割合であった。


例えば、聖光学院を例にとると、

合格者(1回目):募集人数175名に対して、合格者242人(17年)、241人(16年)

サピックスから50%の合格者排出を仮定すると、サピックスで120位に入っていれば合格出来ることになる。


先日の学校別SOの結果を見ると、120位以内に入っているではないか。ちなみに、この時のSOの判定は70%であった。サピックスからの合格割合50%は、大手以外の塾からの合格者もいるため過剰評価だと思うので、妥当な結果だと思った。


ちなみに、

第2回SOでは、聖光学院80%で順位は90位以内、

第3回SOでは、聖光学院50%で順位は180位以内

であったので、概ね整合が取れていると思う。


従って、黄色ゾーンにいるからと言って、悲観することはない。もちろん、青だからといって油断は絶対に禁物だが。


こんな考察結果を息子とシェアし、エンカレジした。半分は、親の自己満足と、忙しさへの対応に過ぎないが(*´-`)

過去問

昨日は、スタートは遅かったが、遅くまで過去問をやっていた。聖光の算数をやっていたが、できが悪かった。合格者平均点に遠く及ばない。

解けなかった問題を一緒に振り返ったが、確かに難しく感じた。ただ、算数は論理だから、必ず前の答えを使いながら順番に解けるから、わからなかったら前の答えを使うこと、速さ・時間・距離の問題は、しっかりヒストグラムを書くことを確認した。

既に夜の12時半、半分目が閉じている状態だったので、歯を磨きすぐに寝た。


今日も朝8時からSS、おつかれさん^_^

これまでの経緯と目標

息子は明るく素直な普通の小6で、大のベイスターズファンである。私にとって親友であり、また、私は息子の最大のファンでもある。


4年のとき、何気なくサピックスに入れた。自分が中学1年から初めて塾に行き出した時代から30年、時代の流れで3年前倒しくらいの感覚から、サピックスに入れた。つまり、当時中学1年からの塾通い=今は小4からの塾通い、である。


入塾当初は偏差値50だったが、今現在の過去5回平均では61まで上昇した。4年当時は明確な目標校はなかったが、5年中頃から、「聖光学院に入りたい!」といった憧れを持った。いつしか、それがリアルな目標校になった。また、1日は、ずっと慶應普通部を受ける予定でいたが、ここ最近の伸び代と本人の希望から、普通部をやめて開成にすることにした。あくまでもチャレンジ校だが。


凹凸ありながらも、確実に伸びてきた背景には、いくつかのポイントがあると感じる。


① サピックスと勉強が好きになっていること

②伸び悩んだ際に、私と一緒に週間計画を立て、それをしっかり継続してきた結果、効果が見えたこと

③東大王や高校生クイズに憧れを抱いていること


昔はテレビやゲームをやっていたが、今は完全にゲームはシャットアウト。テレビは、見たいものは我慢出来ずに見るが、それなりにメリハリはついている。不安はあると思うが、勉強が好きになったと思う。


②は、6年のクラス分けでアルファに復帰出来ず、私と一緒に考えて取り組んだ。毎日6時半に起きて、基礎トレと漢字の要。夜は曜日別に、宿題をこなす。直しが入るから、予定の時間を超えることもあり計画修正もしたが、時間が余ればマンガやテレビを見て良しとした。


結果、6年2回目のクラス分けから今まで、アルファはキープ出来ている。また、5年最初のSOでは聖光学院は20%だったが、徐々に上がっていき、第2回合格力判定SOではついに80%まできた。だだし3回目は50%にダウン。。


私は、息子の成績をグラフにし、分析しながら成長を喜びつつも、リスクを読み取り、息子を激励した。理社が得意教科になったのが大きい。ただし、算数の結果が暴れるからリスクがある。「算数の出来で結果が決まる」と言えるので、不得意分野として炙り出された、場合の数、整数、立体図形の中数を購入し、空いた時間で出来るようにした。


あと68日、一緒に頑張ろう!